- 服装に困ったら
思うようなお洋服を持っていなかったり、お化粧の仕方がわからなかったら、ママに相談してください。
お洋服は貸出はもちろん、ママからプレゼントすることもよくあります。
また、夜の接客のお仕事なので、ある程度華やかさも必要です。ですのでお化粧も普段より少し濃い目にし、華やかさが出るようにしてください。
お化粧もわからなければ相談してくださいね。 - お帰り時のお見送り
お客様がお帰りの際に自分が付いていたときは、笑顔でお見送りをしましょう。
エレベーター前まで、またはママの誘導があれば1階のビル出口まで見送ります。
自分のお客様でなくとも、お帰りのお客様がお店を出るときには「ありがとうございました!」と声をかけましょう。
- トイレ
お客様がトイレに行かれたら、トイレから戻られたら新しいおしぼりをお渡ししましょう。
あなた自身がトイレに行く場合、お客様に「ちょっと失礼します」と断ってから行きましょう。
トイレの汚れに気づいたら、速やかに清掃しましょう。 - たばこ(喫煙)
喫煙されるお客様の場合、以下のようにしましょう。
- 灰皿:吸い殻が2本たまったら、新しい灰皿と交換しましょう。
- タバコを手にとったら、用意しているライターで火を着けて差し上げましょう。
非喫煙者への配慮も必ず忘れずに。
あなた自身が喫煙する場合、必ずお客様に断ってから喫煙しましょう。
- 言葉遣い・態度
言葉遣いや態度は、お客様との距離感を考え、適切な使い方を心がけましょう。
「親しみ」と「馴れ馴れしい」のとは似ていますが全く異なります。お客様の様子を伺いながら、お客様に好んでもらえる接客を心がけましょう。
- 来店あいさつ
お客様が来られたら、元気よく「いらっしゃいませ」と言い、おしぼりを人数分用意してお渡しし、客席に誘導しましょう。
お店のスタッフマニュアルです。
一度はしっかり読んでみてください
接客/ふるまい
困りごと
- 無理に飲まされる
滅多にはありませんが、まれに多少強引に女の子にお酒を飲ませてくるお客様がいます。
あなたがお酒好きで、余裕で飲める場合でも無理はせず、そんなときは上手に「飲んだふり」をしたり、トイレに立つなどして体調管理を優先してください。 - 急に体調が悪くなったら
勤務中にお酒に悪酔いしたり、急に体調が悪くなったときは、遠慮せずにママにすぐに相談しましょう。
お客様にも心配かけてしまいますし、迷惑をかけることにならないように無理しないでくださいね。 - お触りされる
まれに接客中の女の子にやたらとボディタッチをしてくるお客様がいる場合があります。
あまりにもしつこい場合や、お触りをやめてくれなくて困る場合は、トイレなどと言って席を離れ、すぐにママに相談しましょう。
- 彼氏いるの?と聞かれたら
彼氏はもちろんいても良いのですが、大半のお客様は男性で、しかもお酒の席。そこはトークとして「いませんよ〜」というのがまぁ適切。
お客様も別にいたからといって「特別な何か」を求めているわけでもないでしょうが、トーク術のひとつとして「いつから居ない」とか「こんなだから居ない」とか、おしゃべりのネタとして持つくらいの余裕を持ちましょう。
お客様もささやかな夢を見たかったりもします笑
マジに聞いてきているかどうかなんて、、、わかりますよね? - お店以外に誘われる
それほどの人間関係ができてもいないのに、いきなりお店以外で会うことを要求される場合があります。
それはお客さまとはいえルール違反だし、あなたにとっても失礼なことです。うまく同伴に繋げられないと思ったら、無理せず引きましょう。
しつこい場合はママに相談しましょう。
また、自身の判断でお客様とプライベートでお会いしたり何かをしてもらったりした場合は、翌日までには必ずママに報告しましょう。
個々の恋愛については、いちいち干渉しませんが、余計なトラブルを未然に防ぐためです。 - アフターに誘われる
深夜に及ぶアフターは、お店の閉店後にお客様と食事や飲みに行くことです。
あなた自身が行きたいのでなければ、無理して行く必要はありません。
明日朝の予定など、理由をつけて、上手に辞退しましょう。断りにくい場合はママに相談しましょう。
また、自身の判断でアフターに行く場合は、翌日までには必ずママに報告しましょう。
個々の恋愛については、いちいち干渉しませんが、余計なトラブルを未然に防ぐためです。 - 口説かれる
お酒が入ると良い気分で口説いてきたり、セクハラまがいの事をされたりするお客様もあります。
場の空気も考えつつではありますが、毅然として対応しましょう。
のらりくらりととぼけるのがベストです。本当に困ったらママに必ず相談しましょう。
お会計
- 領収書
お会計の際に、お客様から領収書を求められる場合があります。
お客様に領収書の宛名を教えてもらい、お会計が済んだら領収書を書いてあげてください。
領収書の書き方がわからない場合は誰かわかるスタッフに教えてもらいましょう。 - チェックしてと言われたら
チェックとはお会計のこと。
基本的に現金またはクレジットカードなどでお支払いいただきます。
ママにお客様がお会計であることを伝え、ママの指示に従います。このとき、領収書が必要かどうかも聞いておきましょう。
給料/手当
- 遅刻/欠勤
お昼のお仕事の都合などで遅刻してしまう場合は、単に時給がつかないだけでペナルティなどはありませんが、必ずママに出勤できそうな時間を連絡しましょう。
体調の問題などで急にお休みする場合は、なるべく早めにママに連絡しましょう。
事前にシフトが出勤予定の日が、あとから都合が悪くなった場合も、なるべく早めにママに連絡しましょう。
スタッフ同士で出勤シフトを変わってもらう場合も、必ずママにも連絡してください。 - お給料の支給と計算
お給料は基本的に毎月20日締めで月末に、各種のお手当とともに現金で手渡し支給されます。
月末があなたの出勤日ではない場合は、次の直近の出勤日に手渡しします。 - 同伴のお手当
同伴は出勤時にお客様と一緒に出勤することです。同伴の際には出勤時間20時30分までにお店に入れば、出勤時間は20時からと見なし、さらに同伴1回毎に手当の1,000円がお給料に加算されます。(出勤時間が20時30分を過ぎてしまった場合は、時間は30分単位(例:20時40分に出勤の場合は21時出勤の扱い)で繰り下げとなりますので注意しましょう。)
一緒に出勤すれば同伴扱いとなるので、出勤前にお客様と食事に行かなくても、あなたの出勤時間に合わせてお客様とお店の前で待ち合わせし、一緒にお店に入れば同伴扱いです。(※店前同伴といいます)
ただし、お客様に食事に連れて行ってもらうのも、今後の同伴や動員に応じていただけるあなた自身の仲良しのお客様を作るにはとても大切なことです。あなたの気持ちが許す限り、美味しい食事をごちそうしていただくなど、あなた自身も楽しんでみてください。
- 売上バック
あなたの仲良しのお客様を同伴や動員であなたが呼んで、そのお客様の売上が月間で合計5万円を超えるとその売上の5%、10万円を超えるとその売上の10%を売上協力のお手当として時給とは別に売上バックを支給します。
つまり、例えば同月内で特定のお客様が来店都度が1万円の売上で5回来店だったり、2.5万円の売上で2回来店があれば、売上バックの対象となります。もちろんおなたのお客様が複数人や団体で来られた場合も適用しますので、ぜひ頑張ってみてください。
なお、お客様によっては複数の女の子と仲良しだったり、元々お店のお客様である場合もありますので、あなたの売上バック対象となる売上かどうかについては、ママが判断します。
また、複数のスタッフでお客様を呼んで売上が上がった場合、売上バックは折半することになります。
- お給料の日払い
お給料の日払いはOKですが、都度ママになるべく早めに相談してください。なお、お給料の前借りはできません。
準備/清掃
- カラオケ
カラオケマイクは、相当な飛沫が付着します。
使用者ごとに必ずおしぼりで拭き取りしましょう。また、他のグループのお客様が居られるときは、音量などにも配慮するようにしましょう。
- 手が空いたら
手が空いたら、進んで手を動かしましょう。
- 洗い物
- ミネラルウォーターの補充
- 氷の確認
- チャーム(おつまみ)の補充など
自分が付いている席でなくても目配りして、配慮しましょう。
- 予約のお客様のセッティング
予約がある場合、ご来店時にスムーズにサービスできるよう、予めボトルやグラスなどをテーブルに用意しておきます。
- 店内清掃と開店準備
出勤したら、まずは店内の清掃などお客様を迎える準備をしましょう。
客席はもちろんトイレも同様に。清掃には除菌剤などを使用し、拭き取りも行ってください。
清掃箇所
- カウンターやテーブルの上(除菌)
- 客席の椅子(除菌)
- 店内の掃除機かけ
- 全てのドアノブや取っ手の拭き掃除(除菌)
- トイレの清掃
- 便座
- 手洗い
- 鏡など
もう一歩前へ
- 来店のお誘い
あなたが出勤する日はぜひ、仲良しのお客様に事前に連絡して来店をお誘い(動員)してみましょう。
あなたがお客様を呼ぶことで、あなた自身の売上バックにも繋がります。また、普段から(お仕事として)仲良く慣れたお客様がいたら、こまめに連絡を取るなど、お客様とのつながりを大切にし、次の来店や同伴につながるようにしましょう。
- 同伴のお願い
親しくなったら、出勤前に食事に連れて行ってもらい、一緒にお店に来ましょう。
同伴手当もありますし、何よりお客様との距離も近くなり、美味しいものを食べさせてもらえます。仲良くなったら自分から行きたいお店をリクエストするのもアリですね!
- 連絡先の交換
お客様とある程度親しくなれたら、連絡先を交換しましょう。LINEだけでもOKです。
親しくなって、同伴や動員ができれば、時給にも反映されていきます。
なにより気を使わなくても良いほど親しくなったお客様は、様々な形であなたを応援してくれます。(もちろん男女なので、一定の緊張感は忘れずに) - ドリンクのおねだり
自分の飲むドリンクをおねだりしてみましょう。基本は酒類ですが、ノンアルコールでもかまいません。
お客様が嫌がらなければOKです。当店は売上制度ではありませんが、頑張っていれば時給に反映していくようにします。
なお、ドリンクを頂いたら必ずお客様の伝票に内容を記入しましょう。
ドリンク
- 作り方
お酒の酒類に関わらず、元のお酒を何かで割る場合は下記を参考にしてください。
ストレート
- 小さめの専用グラスで、常温のお酒を注ぎます。このとき、必ずチェイサー(冷水)を添えて提供します。
ロック
- ロック専用グラスで、ロック用の氷(良い氷)を使用し、予めグラスに氷だけを入れてマドラーでくるくる回し、グラスを冷やし、溶けた水を捨ててからグラスの高さまで氷を満たし、お酒をグラスの底から指1本分の高さ程度(シングル)または指2本分の高さ(ダブル)注ぎ、マドラーでさっと混ぜてから提供します。このとき、必ずチェイサー(冷水)を添えます。
- ハーフロックと言って、お酒とお水またはソーダを1:1程度で用意する場合があります。
割り(ソーダ・水・お湯など)
- グラスの高さまで氷を満たし、お酒を指1本分の高さ程度(シングル)または指2本分の高さ(ダブル)注ぎ、お客様の好みで水などで割り、マドラーで混ぜます。割る濃さは必ずお客様の希望を伺いましょう。
- ちなみにウイスキーの場合、ソーダ(炭酸)で割ったものが「ハイボール」です。
- お湯割りの場合は、耐熱の専用グラスを使用します。
- お酒の酒類
お酒の酒類は様々ですが、銘柄や詳細は別として基本的に扱っているお酒は大まかに下記のとおりです。
ウイスキー(茶色のお酒)【ボトルキープ】
- スコッチウイスキー(主原料:麦)【飲み方:ストレート/ロック/ソーダ割り/水割り/お湯割り/ほか】
- バーボンウイスキー(主原料:トウモロコシ)【飲み方:ストレート/ロック/ソーダ割り/水割り/お湯割り/ほか】
- アイリッシュウイスキー(主原料:麦)クセが強い【飲み方:ストレート/ロック/ソーダ割り/水割り/お湯割り/ほか】
ブランデー(茶色のお酒)【ボトルキープ】
- (主原料:果物)【飲み方:ストレート/ロック/ソーダ割り/水割り/お湯割り/ほか】
焼酎(透明のお酒)【ボトルキープ】
- (主原料:麦や米などの穀物)【飲み方:ストレート/ロック/ソーダ割り/水割り/お湯割り/ほか】
日本酒(透明のお酒)【ボトルキープ】
- (主原料:米)【飲み方:ストレート/熱燗など】
ワイン【ボトル飲みきり】
- 赤ワイン(主原料:黒ぶどう 果汁・皮・種すべてを使用)
- 白ワイン(主原料:主に白ぶどう 果汁のみを使用)
シャンパンまたはスパークリングワイン【ボトル飲みきり】
- 白(白ワインの発泡酒)
- ロゼ(果皮または赤ワインを混ぜた淡いピンク色の発泡酒)
- ネクター(甘口の白ワインの発泡酒)
ビールやグラスワインなど
- ビール(小瓶単位での提供です)
- グラスワイン、グラスカクテル
※お酒の酒類はとてもたくさんあり、これらはほんの一部です。
- グラスの中身が減ってきたら
お客様のグラスの中身が減ってきたら、「お作りして良いですか?」と聞いてからドリンクを用意します。
このとき「飲みきり(全部飲みきってから)」か「継ぎ足しOK」かを予め伺いましょう。お客様によって飲み方にこだわりがある場合がありますので、配慮しましょう。
- 来店直後
お客様が着席されたら、おしぼりをお渡しし、ドリンクとチャーム(おつまみ)をご用意しましょう。
ドリンクはキープされているお酒のボトルに合わせて、飲み方(ロック、水割り、ソーダ割り、お湯割りなど)などを伺って用意します。
喫煙されるお客様にはグラスの横に灰皿もご用意しましょう。